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α6100とα6400どっち買えばいいの?細かな違いを徹底解説

ソニーが高級なミラーレスばかりだすのでカメラの平均販売価格が大幅に伸びてきて販売店としては美味しい話なんだけれどユーザーとしてはたまったもんじゃないですよね。

2017年までは平均販売価格も10万円を切っていたのですが、2019年現在では13万円くらいになってきています。

ソニーミラーレスカメラを買おうと思ってもなかなかの出費なわけです。

そこで今回はそんな高級なソニーのミラーレスカメラのエントリーモデル「α6100」と「α6400」を無駄な出費にしないようにしっかり比較して検討できるようにおすすめのポイントをまとめてみました。

 

どちらもソニーのカメラの中では初心者向けに位置付けられているのですが、はたして何がどう違くて、どっちを買ったらいいのか。。そんな方のためにカタログにはなかなか乗っていない違いをまとめていきます。

 

α6100とα6400のスペック

α6100

カラバリは2色展開:ブラック(B)/ホワイト(W)

発売日:2019年10月25日

 

α6400

 

カラバリは2色:ブラック(B)/シルバー(S)

発売日:2019年2月22日

 

α6100

α6400

有効画素数

2420万画素

AF追従

リアルタイムトラッキング

瞳AF

リアルタイム瞳AF

AF測距点/

AFスピード

425像面位相差

425 コントラスト/0.02秒

連写数

AF/AE追従11コマ

サイレント撮影8コマ/秒

連続撮影枚数

最高77コマ

最高116コマ

4K動画記録

4K対応

4K HDR対応

背面液晶

180°チルト上開き

自撮り対応

有機ELファイダー

約144万ドット

約236万ドット

ボディ素材

高剛性プラスチック

マグネシウム/高剛性プラスチック

バッテリースタミナ

420枚

410枚

質量

約396g

約403g

 

α6100・6400共通おすすめ5大ポイント

まずはα6100、α6400共通の機能を特に注目したい5つのポイントに絞って見ていきます。

  • 高密度・高速AFと11コマ/秒の高速連写!
  • 瞳AFがさらに進化した「リアルタイム瞳AF」が快適!
  • 最新の・先進の「リアルタイムトラッキング」を搭載!
  • 自撮りも可能なチルト液晶を採用!
  • リアルタイム瞳AFが動物にも対応!

高密度・高速AFと11コマ/秒の高速連写

イメージセンサーには両モデルとも広くて高密度なAFポイントを搭載しています。

像面位相差AFポイント425点+コントラストAFポイント425点と画面の隅々までピント合わせが可能。

□の像面位相差AFポイント+□のコントラストAFポイント

□の像面位相差AFポイント+□のコントラストAFポイント

世界最速オートフォーカス

ファストハイブリッドAFにより世界最速0.02秒のAF速度を実現。素早く動く被写体も瞬時に捉えられるので失敗写真も激減します。

BIONZ X の高速処理を最適化

 

ピントも明るさも追従する11コマ/秒の高速連写

表示タイムラグを限りなくなくし、光学ファインダーに近い使用感で最高11コマ/秒(AF/AE追従)に加え、最高約8コマ/秒のサイレント撮影も可能としている。

 

瞳AFが進化した「リアルタイム瞳AF」が快適

シャッターボタン半押しで瞳AFスタート「リアルタイム瞳AF」

瞳AFが便利と言われるのはなんで?
それは人物撮影では「瞳にピント」がとても大切だから。例えば顔の鼻にピントが合ってしまうと目や口元など顔全体がボケた写真になってしまうんです。

瞳AFがさらに進化して精度・速度・追従性が向上されています。「リアルタイム瞳AF」はシャッターボタンを半押しするだけで瞳に自動的にピントを合わせてくれるので動いている子どもを撮影する際も簡単に瞳にピントを合わせることができます。

人物撮影時フォーカスモードの設定を問わずシャッターボタンを半押しすると同時に被写体の瞳を検出。いったん瞳を見失ってもそのままAFを継続します。

シャッターボタンは半押しだけでオッケー

瞳を見失ってもAFは継続。被写体を追いかけ続ける

 

 

リアルタイムトラッキング

タッチした被写体を追いかけ続ける最新の「タッチトラッキング」。

ピント合わせたい被写体をスクリーン上でタッチしてからシャッターボタン半押しすることで、リアルタイムトラッキングが動作し狙った被写体を捉え続けます。静止画、動画撮影どちらでも使用できます。

 

被写体の色、距離、模様などを自動的に認識して追従してくれる

 

自撮りも可能なチルト液晶を採用!

180°回転チルト液晶搭載。

ユーザーアンケートなどでも要望の多い自撮りも可能な180°チルト液晶を採用しているのでカメラを自分に向けたまま画面を見て撮影できる。

180°回転させると自動でセルフタイマーが起動するようになっているからポージングもしやすいしグッドです。

リアルタイム瞳AFは、動物にも対応

ペット撮影はプロのカメラマンでもうまく撮影するのは難しいと言われています。おもちゃなんかで動物の気を引きながら構図まで気にするのは至難の技です。更にペットなどの動物は人よりも小型なことが多いため、ローアングルで撮影しなければいけません。

撮影モード:オートでも半押しで瞳にピントが合う

撮影モード:オートでは手前にピントが合ってしまいがち

 

動物対応の瞳AFならシチュエーションや撮影ポジションを気にせず撮影することができます。

顔検出(赤ちゃんモード)

撮影モード:AUTOに設定した上で赤ちゃんを撮影すると自動で認識してくれる。

登録顔優先機能

更に「登録顔優先機能」も便利です。

画面内に人物が複数いても優先してピント合わせしてくれます。

①menu→撮影設定1→「個人顔登録」→【新規登録】を選び登録したい人を枠内に入れて撮影

●更に【優先順序変更】でピント合わせる優先順序も変更できます。

 

 

α6400だけの機能①

画質面:常用ISO感度100−32000(拡張最高102800)※α6100は最高51200

  • 最高ISO感度が高いので夜景や屋内での撮影が簡単でキレイで、手振れにも強いですね。

 

連写性能:AF/AE追従11コマ/秒!最大116枚※α6100は最大77枚

  • 連写は秒コマ数が早いだけでは不十分で、連続撮影枚数が多い方がたくさん連写ができるということになります。

 

動画性能

  • 4K HDR撮影対応!※α6100はHDR非対応
  • ピクチャープロファイル(S-log等)機能搭載※α6100は非搭載

最近のテレビはほとんどが4K HDR撮影対応しておりますのでお子さんをの映像を高画質で残せますね。

 

EOSkissMとα6100との比較

 

α6400

α6100

EOSkissM

ファインダー倍率

約1.07倍

約1.07倍

非公開

有機ELパネル

約236万画素

約144万画素

約236万画素

背面液晶

3.0型 92.1万画素

3.0型 92.1万画素

3.0型 104万画素

撮影可能枚数

(モニター使用時)

410枚

420枚

235枚

USB充電/給電

充電/給電

充電/給電

×

本体材質

マグネシウム/

高剛性プラスチック

高剛性プラスチック

プラスチック

防塵・防滴に配慮

した設計

対応

非対応

非対応

重量

403g

396g

390g

専用設計レンズ

52本

52本

7本

 

α6400だけの機能②

EVF:約236万ドットの高精細な有機ELファインダーハイフレームレート表示※α6100は約144万ドット

→αのファインダーは撮影時だけではなく再生時にも使えるようになっています。高精細なファインダーの方がより撮影を楽しめますね。

 

高剛性ボディ:マグネシウム合金採用で剛性の高いボディ※α6100は高剛性プラスチック

→他社ではブラグシップモデルやフルサイズモデルに採用されているマグネシウム合金を採用しているのも特徴。手に持った時の質感が違いますね。

 

防塵・防滴:防塵防滴に配慮した設計

→水滴やほこりが侵入しにくい仕様になっています。完全なる防水ではないのですが、レンズとの組み合わせで厳しい環境での撮影も安心です。

 

α7Ⅲ譲りのこだわり機能①

特にボディの質感や撮影時の使い勝手、動画機能の充実など、使い込むうちに欲しくなる機能があらかじめきちんと搭載されています。

 

α6400

α6100

α7Ⅲ

AFエリア循環設定

搭載

×

搭載

ファインダーモニターの

高画質モード

搭載

×

搭載

マイダイヤル設定

搭載

×

搭載

AFエリア・ISO感度

限定表示機能

搭載

×

搭載

AWBロック機能

搭載

×

搭載

ファイル名設定

搭載

×

搭載

電子水準器

搭載

×

搭載

 

AFエリア循環設定:フォーカス位置の循環設定は「フレキシブルスポットフォーカス」時の使い勝手を向上させる機能です。

ハイフレームレート表示機能

ファインダーの表示を通常の1枚のフレームレート(120fps)で表示可能なモードを搭載。ファインダー上で動体を狙う際より残像の少ないなめらかな表現を実現しています。ファインダーフレームレートは被写体に合わせて60fps/120fpsから選択可能です。

 

ファインダー/モニターの高画質表示機能

高画質モードは有効約2400万画素イメージセンサーからの情報量を最大限に活用しファインダーやモニターに高精細で目に見たままの自然な表示を実現してくれます。よりシビアにピントを確認したい時などに便利です。

 

マイダイヤルの設定

よく使う機能をコントロールダイヤル及びコントロールホイールにアサインできます。カスタムキー設定と組み合わせて使用します。

カスタムキーの設定

設定の説明

押す間マイダイヤル

マイダイヤルにアサインした機能を、ボタンを押してる間呼び出す

マイダイヤル1>2>3

カスタムキーを押すたびにアサインした機能1から3までを循環して呼び出す

再押しマイダイヤル

カスタムキーを押すたびにアサインした機能→解除して使える

ISO感度の限定表示

頻繁に使うISOの範囲だけに表示・調整範囲を限定することができます

 

AWBロック機能

任意のタイミングでオートホワイトバランスを「固定する/しない」の選択が可能。

 

フォーカスエリアの限定設定

より使用するAFエリア設定のみを選択できるようにカスタム設定が可能になります。

 

静止画ファイル名の任意設定

静止画ファイル名の頭3文字を任意に入力できます。複数台αを使う際に便利。メインやサブ機に使うなら必須の機能ですね。

α7Ⅲ譲りのこだわり機能②

動画に関する機能はα6400が圧倒的に充実しており、趣味で動画撮影にも挑戦したいならα6400がおすすめですし、静止画も動画も機能が充実しているのでフルサイズのα7やα9シリーズのサブカメラとしても活躍してくれます。

 

α6400

α6100

α7Ⅲ

ピクチャープロファイル

搭載

×

搭載

ガンマ表示アシスト

搭載

×

搭載

タイムコード/ユーザービット

搭載

×

搭載

RECコントロール

搭載

×

搭載

ピクチャープロファイル

動画撮影時の仕上がりを細かに設定できる「」クチャープロファイル」。HLG録画やS−log3の設定などもこの機能に含まれています。こだわりの動画作品づくりには必須の機能と言えます。

 

ガンマ表示アシスト機能

S−log収録時の低コントラスト映像を快適にモニタリングできるガンマ表示アシスト機能を搭載。液晶モニターやファインダー上で、よりコントラストのある自然な映像でモニタリングできます。(ただし、外部出力されたモニターやテレビではガンマ表示アシストは適応されません)

RECコントロール

外部レコーダーを使用して動画撮影を行う場合のスタートストップを連動することができるコントロール機能。

 

タイムコード/ユーザービット

複数のカメラで撮影した映像を編集でまとめるためには必須の撮影情報。外部機器との連携でも必要となってきます。

 

α6100、α6400のレンズキットには全て手ブレ補正が搭載!

L/Yキットに付属の標準ズームレンズ

E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS

 

Yキットに付属の望遠ズームレンズ

E 55-210mm F4.5-6.3 OSS

 

Mキットに付属の高倍率ズームレンズ

E 18-135mm F3.5-5.6 OSS

 

製品型番にOSSと表記されているレンズは全てレンズ内手ブレ補正搭載!α6100もα6400も安心して手ぶれ補正の効果を受けることができます。

 

Eマウントレンズは合計54本(2019年12月現在)

 

 

まとめ

ソニーのミラーレスを買いたいけどどれにしたらいいのか迷っている方向けにエントリーモデルのα6100とα6400の違いをまとめてみました。

α6100がおすすめな方
  • 初めてソニーのミラーレスを購入するかた
  • 動画よりも静止画の撮影が多い方
  • 過酷な天気や環境でカメラを使用しない方

 

 

 

α6400がおすすめな方
  • 購入動機が動画撮影メインの方
  • α6000やα5100からのステップアップ
  • 登山や雨天時の屋外スポーツなど、過酷な環境でも撮影したい方

 

 

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