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Mac miniをAIエージェントにした話|anti GRAVITYのインストールと最初の躓きを全部書く【構築記録 Vol.2】


Vol.1を公開してから、予想以上の反響をいただきました。

「自分もやってみたい」「anti GRAVITYって何?」「どうやってインストールするの?」——そういう声が届いて、Vol.2を書かないわけにはいかなくなりました。

今回は「実際に手を動かす」フェーズです。

anti GRAVITYのインストール方法から基本設定、僕が実際に躓いたポイントまで、リアルな記録として書いていきます。

家電で言えば「箱を開けてセットアップする」工程です。うまくいけば5分で動き出します。でも落とし穴もある。どちらも正直に書きます。

Windowsユーザーの方へ

この記事はMac Mini(M4チップ)での環境を前提に書いています。
Windowsでも同様のツールは使えますが、手順が一部異なります。Windows環境ではn8nDifyといったセルフホスト型のエージェントツールが代替として有力です。

Vol.1振り返りとVol.2でやること

Vol.1では、AIエージェントとは何か・なぜMac miniを選んだか・何を自動化したいかという「概念と目標」を書きました。

簡単に振り返ると——

📌 Vol.1 おさらい

AIエージェントは「目標を渡すだけで自律的に動くAI」。普通のChatGPT/Copilotとは根本的に違う。

Mac mini(M4)を選んだ理由は静音・省電力・NPU搭載・価格バランスの4点。

anti GRAVITYで「ニュース収集・スケジュール登録・SNS下書き生成」の3つを動かし始めた。

Vol.2では「どうやってインストールして設定したか」を書きます。

なぜ今anti GRAVITYかというと、ノーコードに近い操作感でエージェントを組めること、そしてGeminiモデルとの統合がスムーズでMac miniのNPUをうまく活かせる設計になっているのが大きいです。

Claude CodeやOpenClowはよりエンジニア寄りの印象で、プログラミング経験が少ない人には正直ハードルが高い。そこがanti GRAVITYを選んだ理由です。

🖥 本記事の動作確認環境

・Mac mini M4(メモリ16GB / SSD 256GB)

・macOS Sequoia 15.x

anti GRAVITY プレビュー版(無料)

🛒 販売員Tips
Mac miniを買うときはメモリ16GB以上を選んでください。8GBモデルでもanti GRAVITYは動きますが、複数エージェントを同時に走らせると苦しくなります。「あとから増設できない」ので最初の選択が大事です。→ Amazon で Mac mini M4を確認する

anti GRAVITYのインストール手順(ステップバイステップ)

では実際の手順を書きます。

「家電のセットアップ」と同じイメージで進めると分かりやすいです。電源を入れて、ドライバをインストールして、Wi-Fiをつないで——それと同じ流れです。

STEP 0:システム要件の確認

インストール前に自分のMacが対応しているか確認してください。

項目最低要件推奨
macOSバージョンMonterey 12.0+Sequoia 15+
チップIntel Mac可(一部制限あり)Apple Silicon(M1以降)
メモリ(RAM)8GB16GB以上
ストレージ空き3GB以上10GB以上
Googleアカウント必須必須
⚠ IntelチップMacユーザーへ注意

Intel版Macでも動きますが、NPUがないためAI処理がApple Siliconより遅くなります。また一部の機能が制限される場合があります。できればM1以降のApple Siliconでの利用を推奨します。

STEP 1:ダウンロード

公式サイト antigravity.google にアクセスします。

ページを開いたら「Download for Mac」→「Apple Silicon版」を選択してDMGファイルをダウンロードします。

💻 ダウンロード〜インストールの流れ

STEP 1

公式サイトへ
アクセス

STEP 2

Apple Silicon版
DMGをDL

STEP 3

DMGを開いて
Applicationsへ

STEP 4

初回起動+
Google認証

STEP 2:インストール

ダウンロードしたDMGファイルをダブルクリックして開きます。

ウィンドウが開いたら、anti GRAVITYのアイコンを「Applications」フォルダにドラッグ&ドロップするだけです。

⚠ 「開発元が未確認」エラーが出た場合

macOSのGatekeeperがブロックすることがあります。その場合は——
システム設定 → プライバシーとセキュリティ → セキュリティの項目に「anti GRAVITYは開発元を確認できませんでした」という表示が出ているので、「このまま開く」をクリックしてください。
これはAppleの署名プロセスの関係で出るものなので、公式サイトからダウンロードしていれば問題ありません。

STEP 3:初回起動とアカウント設定

Applicationsフォルダからanti GRAVITYを起動します。

初回起動時はGoogleアカウントとの連携画面が表示されます。

ポイントは無料プレビュー版ではAPIキーが不要という点です。Googleアカウントでサインインするだけで、Geminiモデルが使える状態になります。

初回起動時はCPU負荷が高くなります

初めて起動したとき、M4チップでもファンが少し回り始めました。インデックス構築や初期セットアップが走っているためで、数分で落ち着きます。
MacBookで使っている人は充電しながら起動するのをおすすめします。

🛒 販売員Tips
「箱を開けてから5分で稼働」を目指してください。実際STEP 1〜3は慣れれば5〜10分で終わります。最初は「何も考えずに手順通りにやる」が正解。設定は後から好きなだけカスタマイズできます。家電の初期設定と同じ感覚です。

基本設定と最初のエージェント作成

インストールが終わったら、いよいよエージェントを作ります。

起動すると3つのエリアで画面が構成されています。

🖥 anti GRAVITY インターフェース構成

サイドパネル

・エージェント一覧
・新規作成
・設定アクセス

メインエディタ ← ここが作業場所

・目標テキストを入力する
・タスクのフロー確認
・実行ログの表示

エージェント
マネージャー

・稼働状況
・スケジュール設定
・モデル切替

最初のエージェント作成:ニュース収集エージェント

僕が最初に作ったのは「テック系ニュースを毎朝収集して要約する」エージェントです。

難しい設定はいりません。メインエディタに目標を日本語で入力するだけです。

▶ エディタへの入力例

毎朝8時に、テクノロジーと家電に関する最新ニュースを5件収集して、それぞれ3行で要約し、Markdownファイルとして保存してください。

入力して「実行」を押すと、anti GRAVITYが自動でタスクを計画して実行し始めます。

「これだけ?」と思うかもしれませんが、これだけです。

あとはエージェントが自分でWebにアクセスして、ニュースを拾って、要約して、ファイルを作ってくれます。

モデル選択:Gemini 3 vs Claude

モデル別 特性比較(Mac mini M4環境での感覚値)

5点満点・あくまで僕の主観です

処理速度

Gemini 3

4.5 / 5

Claude

3.7 / 5

文章・出力品質

Gemini 3

4.0 / 5

Claude

4.7 / 5

無料で使えるか

Gemini 3

◎ APIキー不要・無料

Claude

APIキー別途必要

※ あくまでMac mini M4 / anti GRAVITY環境での僕の主観評価です。

最初はGemini 3(無料・デフォルト)で始めて、「文章の品質にこだわりたい」タスクだけClaudeに切り替える、というのが今の僕の使い分けです。

Mac mini 24時間稼働のための設定

エージェントを自動で動かし続けるなら、Mac miniがスリープしないようにしておく必要があります。

⚙️ スリープ設定オフの手順

システム設定 → バッテリー → 電源アダプタ接続中の項目で「ディスプレイがオフのときにMacをスリープさせない」をオンにする。

ディスプレイは切れてもかまいません。本体がスリープしなければエージェントは動き続けます。

🛒 販売員Tips
スマートホームをやっている方には朗報です。anti GRAVITYはAPI統合ができるので、将来的にはAIエージェントが照明やエアコンを制御する構成も組めます。「帰宅時間をカレンダーから読み取って、帰る30分前に暖房を入れる」——これがMac miniとanti GRAVITYだけで実現できる未来は近いと思っています。

躓いたポイントとトラブルシューティング

ここは正直に書きます。

なるほどね、とスムーズに進まなかった部分が確かにありました。同じところで詰まる人が出てくると思うので、全部記録しておきます。

発生した問題原因解決策
ダウンロードが止まる・失敗するVPNがオンになっていたVPNをオフにしてダウンロードし直す
「開発元不明」でインストールできないmacOSのGatekeeperシステム設定→プライバシーと
セキュリティから「このまま開く」
Google認証でエラーが出るブラウザのCookieやキャッシュが干渉Safariのキャッシュをクリアして再試行、またはChromeで認証
エージェントが途中でフリーズするメモリ不足(8GBモデルで複数タスク並列)タスクを1つずつ実行・不要なアプリを閉じる
ブラウザ制御でエージェントが誤動作する指示が曖昧すぎた目標テキストをより具体的に書き直す。「〇〇サイトの〇〇だけ取得」と明示する

セキュリティとプライバシーについて

ブラウザ制御機能をオンにするとエージェントが自動でWebを操作します。

便利な反面、個人情報が含まれるページを操作させないよう注意が必要です。

僕が守っているルールを書いておきます。

🔒 プライバシー・セキュリティのマイルール

✅ ネットバンキング・クレカ関連のページは絶対にエージェントに触らせない

✅ 新しいエージェントは最初テスト用の捨てアカウントや無害なサイトで動作確認する

✅ macOSのファイアウォールをオンにしておく(システム設定 → ネットワーク → ファイアウォール)

✅ anti GRAVITYのアクセス許可は最小限に設定する

⚠ 「エージェント暴走」について

過度な自動化・曖昧な指示を与えると、エージェントが意図しない動作をすることがあります。
最初は「読み取るだけ」タスクから始めるのが安全です。ファイルの書き込みや投稿・送信などの「不可逆な操作」は、十分テストしてから有効化してください。

ログの確認方法は、anti GRAVITYのメインエディタ下部にある「ログ表示」ボタンで確認できます。エラー時はここを最初に見てください。

コミュニティはReddit(r/antigravity)と公式フォーラムが活発です。日本語コミュニティはまだ少ないですが、英語で検索すると大体の問題は先人が解決していました。

🛒 販売員Tips
お客様に新製品を勧めるとき、「まずはデモを見てもらって安心感を作る」のが鉄則です。anti GRAVITYも同じ。いきなり重要なタスクを任せるのではなく、まず「ニュース収集だけ」の小さいエージェントを動かして「おお、動いた」という体験を積んでから次に進んでください。

まとめとVol.3予告

Vol.2でやったことをまとめます。

📋 Vol.2 まとめ

✅ anti GRAVITYのインストール手順(STEP 0〜3)を完了

✅ 「開発元不明」「認証エラー」「フリーズ」などの躓きポイントと対処法を確認

✅ ニュース収集エージェントを作成・稼働開始

✅ モデルはGemini 3(無料・高速)をデフォルトで使用開始

✅ Mac miniのスリープ設定をオフにして24時間稼働体制に

インストールが完了してから、僕の朝の過ごし方が少し変わりました。

起きたらMac miniがすでにニュースをまとめていて、今日確認すべき情報が整理されている状態で1日が始まる。

「劇的な変化」ではないですが、じわじわと生活のノイズが減っていく感覚があります。

次回Vol.3では——

複数エージェントを連携させる「ニュース収集→要約→SNS投稿文生成」を一気通貫で動かす構成と、スマートホームAPIとの統合を試みます。

落ち着いて考えよう——でも考えてるだけで前に進まないのも違う。まずは動かしてみてください。

インストールまで終わったなら、あとはエージェントを一つ作るだけです。

※ anti GRAVITYはプレビュー版のため、UI・機能は変更される場合があります。最新情報は公式サイトをご確認ください。

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