D810を導入してはや4年。最近はあまりの大きさに外に持ち出す機会が少なくなってしまったフルサイズ一眼レフ。
そこに登場したのが待望のフルサイズミラーレスNikon「Z」だ。
さっそくこのニコンフルサイズミラーレス 「Z6」 で撮影をしてきました!
ということで今回はニコンフルサイズニコン「Z6」とレンズキットである「NIKKOR Z 24-70 f4」のファーストインプレッションを紹介していきたいと思います。
Z6撮影場所は「仙台うみの杜水族館」
今回撮影場所としたのは、僕がよく行く株式会社横浜八景島が運営する「仙台うみの杜水族館」。
僕自身、東日本で一番支持している八景島シーパラダイスと同じ運営の水族館です。
アクセス
- 仙台駅から電車でJR仙石線中野栄駅下車(所要時間約18分)、徒歩約15分
- 仙台空港ICから車で5分
近くには大型商業施設の三井アウトレットパークやイベント施設の夢メッセなどもあります。
駅からそんなに遠くもないですし、車でも高速下りてすぐなのでアクセスは抜群ですね。
駐車場は臨時駐車場を含め約2,000台以上駐車できるので祝日の車での来場でも安心です。
入館料
個人 | 年間パスポート | |
大人(18才以上) | 2,100円 | 4,200円 |
中・高校生(12~18才) | 1,600円 | 3,200円 |
小学生(6~12才) | 1,100円 | 2,200円 |
幼児(4~未就学児) | 600円 | 1,200円 |
シニア(65才以上) | 1,600円 | 3,200円 |
年間で2回以上行ける方は年間パスポートがおすすめです。
撮影機材
今回撮影に使用した機材を紹介します。
ニコンフルサイズミラーレス「Z6」
フルサイズミラーレス戦国時代の皮切りとなった今回の主人公です。
NIKKOR Z 24-70mm f/4S
Z6のレンズキットとして採用されているニコン史上最強レンズ群「S-Line」に属する標準ズーム
「うみの杜水族館」入館!
当日はクリスマス時期なこともあり様々なイルミネーションや装飾が見られました。
入ってすぐのビッグなクリスマスリースを撮影してみました。
強い逆光写真だったのですが、ライブビューやEVFで仕上がりの写真が瞬時にわかるので撮影前に露出補正をしてちょうどいい露出を得ることができました。
広角側での湾曲収差はみごとなまでに補正されています。
イメージセンサーはD750とほぼ同じローパスフィルター有の2400万画素となっておりますが、画像処理エンジンがEXPEED6になっているため解像感やホワイトバランスの精度などかなり向上していると思います。
光のページェント仕様でしょうか。プロジェクションされてました。こういった暗いシーンでもピントが迷ったりファインダーが見にくいことはほとんどありません。
被写体に寄れないなー。。って思ってたのですが、それもそのはずでZ6とZ24-70f4の場合だと像面からレンズ先まで短すぎてレンズ先から被写体までのワーキングディスタンスが長くなってしまうんですよね。
NIKKOR Z 24-70㎜f4の最短撮影距離は0.3mでAFS24-70㎜f2.8の最短撮影距離は0.38mなのでNikkor Zはかなり寄れるということになります。
こちらもガラス越しですが、ISO16000の高感度にもかかわらずものすごい解像感となめらかなボケです。
Z6の高感度はフルサイズカメラの性能を最大限に発揮できるバランスで素晴らしいと思います。
ピクチャーコントロール「デニム」で少し遊んでみました。
海洋生物ではありませんが、イグアナのカラフルで重厚な質感を違ったイメージで楽しめます。
こちらもピクチャーコントロール「グラファイト」で水中の闇を表現。
回遊する被写体でもNikkor Zはレフ機の大三元レンズに匹敵するフォーカススピードと凌駕する静音性を武器にバシバシ撮影ができます。
軽く身を乗り出しての撮影もZ6とNikkor Z24-70f4は片手での撮影も余裕でフルサイズカメラでここまでフットワークが軽くなるなんて思ってもみませんでした。
約2時間の撮影でしたが、D810では右手が軽くしびれてしまうほどですがZ6では本当に軽くて首から下げていてもほとんど疲れることはありませんでした。
帰りに近くの変電所付近の夕焼けをテレ側で撮影してみました。
手持ちでシャッタースピード1/4はさすがと言わざるを得ません。Z6のボディ内手振れ補正はZレンズを使用した場合約5段分となっていますがまさにその感触を味わうことができました!
D810とAFS24-70㎜f2.8の組み合わせは常に手ブレとの闘いでしたのでようやく解放された安堵感がこみ上げてきます。
まとめ
若干ブレた写真ばかりですみません。初めて実践での撮影でしたのであわただしく慣れない手つきでの撮影となってしまいました。
しかし、ニコンのフルサイズミラーレスにかける未来を十二分に感じながら撮影ができ、新時代のZシリーズに期待を膨らますには十分な時間でした。
Z6のレンズキットは想像を超えた軽さとその描写力は多くの人の「いい写真」の期待に間違いなく答えてくれるものと思ってます。
特に水族館のような暗くてガラス面が多い屋内ではZ6のコンパクトさと高感度耐性の強さと約5段分の手振れ補正は今後の撮影に大きな影響を与えてくれるものだと思います。
今回「うみの杜水族館」では年間パスポートも購入できたので今後も海洋生物の様々な顔や様子を伝えていきたいと思います。
今回紹介した「Z6 NIKKOR Z 24-70mmf4sキット」はこちらからご覧ください↑