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星空を綺麗に撮るための準備と設定!ミラーレスカメラがおすすめ!

星空を綺麗に撮りたいって思ったことはありませんか?スマホやコンデジではなかなか上手く撮れませんよね。

今回は僕のサイトをみてカメラを始めた方やカメラの使い方に興味のある方向けに綺麗な星空の撮り方を解説しようと思います。

星空の撮影にはミラーレス

星空の撮影にはミラーレスカメラがおすすめです。理由は二つありまして

  1. 一眼レフより軽量コンパクト
  2. ミラーなどの余計な部品がないのでブレを抑えられる

一眼レフの場合は構造上どうしてもボディとレンズが大型化しやすいです。カメラが大きいと地響きや風の影響を受けてぶれた写真になってしまいます。

二つ目もブレに関することですが、シャッターがある一眼レフはシャッターショックでぶれてしまうことがあるのです。(最近はシャッターが降りない仕様の一眼レフも登場してきています)

マニュアル撮影ができるならコンデジでも可

星空の撮影は非常に暗い場所での撮影になります。スマホやデジカメのオートモードではほとんど撮影ができません。

しかし、フォーカスやシャッタースピード、ISO感度、絞りなどがマニュアル操作できるカメラであればかろうじて撮影ができます。

三脚は必ず用意!

星空を撮影する際には必ず3脚が必要になります。正面の何かを撮影するなら地面や塀を使ったりできますが、空を撮影となるとレンズを上向きに設置しなければなりません。

三脚のネジ穴は基本的に統一規格なのでどんな三脚でも構いませんが、星空を撮る際には程々の重量感がないと安定しません。僕はマンフロットのMKBFRA4-BHを使用しています。

三脚についてまとめた記事もご覧ください。

三脚の選び方と現役家電販売員おすすめの目的別ランキング!

レリーズはスマホで代用可能

レリーズとはカメラから少し離れてシャッターを着る装置です。

 

一昔前までは夜景撮影の際は手ブレ防止のためレリーズが必須でしたが、近年はスマホをカメラに無線で接続してシャッターが切れるようになってきていますので、対応しているカメラを使用している方は積極的に使っていきましょう。

ニコンのスマホならsnapbridgeで簡単操作

ニコンのカメラを買ったら一番最初に設定しておきたい「SnapBridge」とは?

また、セルフタイマー機能を利用することでも手ブレを抑えることができる。セルフタイマーは10秒以上に設定しておくと安定しやすいです。

ISO感度を見逃しがち

星空や夜景を撮影する際は「ISO感度」もチェックしておきましょう。設定のメニューからISO感度を「オート」ではなく「マニュアル(手動)」で操作できるようにしておきましょう。

ISO感度は数値が大きいほど写真にノイズが乗ってしまいます。特に黒い部分が大半を占める星空の撮影では星なのか、ノイズなのか訳わからなくなってしまいまいます。

極端にISO感度を上げた例。

余裕があれば単焦点レンズを買おう

星空の撮影では可能な限り明るい単焦点レンズを使用した方が有利です。キットレンズでも撮影は可能なのですがやや明るさが足りないため、シャッタースピードが遅くなって星が流れたり、ISO感度を上げてしまいノイズが多い写真になりがちです。

f2.8やf1.8暗いの単焦点レンズならどのメーカー製でも安く購入できるので検討してみてください。

レンズの選び方などはこちら

【2023年】キヤノンミラーレスカメラで評価の高いレンズランキング! 【2022年最新】初心者におすすめ単焦点レンズおすすめランキング!ニコン編

天気と撮影場所

星空の撮影で最も大切なのは天気と場所です。

まず天気は雲ひとつない晴れた日に撮影しましょう。天気予報などで雲の動きをチェックしておきます。

満月の夜も避けましょう。月の光が強すぎて撮影に影響が出てしまいます。

場所は小高い山がおすすめです。なるべく都市部の明かりが届かない本当に闇になる場所を探しましょう。僕は東北に住んでいるので、宮城や秋田の県境「栗駒山」で撮影しています。

 

星空撮影のカメラ設定

手順1
三脚に固定する
カメラを三脚に固定します。屋外でかつ暗闇での作業なので足下や車などにぶつけないように慎重に作業します。
手順2
露出モードをMに設定
カメラの露出モードを「M」モードにします。ISO感度設定がオートになっている場合もあるので設定のメニューからISO感度の設定もみておくようにしましょう。
手順3
露出を設定する
ISO感度、開放F値、シャッタースピードを以下に設定します。

  • ISO感度:ISO1600
  • F値:F4(最小値)
  • シャッタースピード:20秒
手順4
カメラのピントをMFで調整
カメラの設定でAFをMF(マニュアルフォーカス)に変更します。オートフォカースでは星に上手くピントを合わせられません。
手順5
レリーズでシャッターを切る
用意したレリーズでシャッターを切ります。最新のミラーレスであればスマホでシャッターを切ることができるので予め設定しておきましょう。

レリーズやスマホがない場合でもセルフタイマーを10秒位に設定してシャッターを切ることによりブレは防げます。

このような設定であれば星を綺麗な点として映し出すことができます。

それでも綺麗に映らないときの対処

天気や環境は日々変化します。数枚テストして上手く映らない場合は、シャッタースピードを15〜30秒くらいまで遅くしてみましょう。遅すぎると星の軌跡が写って線になってしまいますが広角レンズならあまり気にしなくても大丈夫です。

中望遠レンズを使用している方は30秒だと辛くなってきます。20秒くらいで様子をみた上でISO感度を上げてみましょう。

ISO感度はなるべく3200以下になるようにします。ISO感度を上げすぎてしまうとノイズが酷くなりますので注意が必要です。

ピント調整

ピントは10枚撮影ごとに確認しておきましょう。最初にMFで設定したピントが何らかの原因によりずれてしまうこともしばしばあります。

家に帰っていざ写真を確認したら全部ピンボケじゃんなんてことにならないようにピントもマニュアル操作だということを注意しておく必要があります。

星空撮影の注意点

星空撮影は暗い場所で複雑なカメラと大きな三脚を扱う撮影です。特に明かりが少ない山奥などは野生動物や倒木などの危険も多いのでなるべく複数名での行動を心がけましょう。

おすすめの撮影場所は広い駐車場がある道の駅やキャンプ場などです。

やや街灯や街の明かりが入り込むかもしれませんが、危険も少ないので安心して撮影とその準備を進めることができます。

夜は気温が急激に下がることも多いですので防寒対策も大切な要素です。ダウンや手袋などの準備も怠らないようにしておきましょう。

 

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