EOSkissMやEOSM100などキヤノンのエントリーモデルは価格もやすく手に入れやすいです。軽量コンパクトで持ち運びもしやすく人気が高まっています。
初めてカメラを購入する方のほとんどがレンズキットなのですが、あいにくそのレンズキットで満足してしまい一眼カメラの持ち味でもある短焦点レンズや超広角レンズなどを使わずにその生涯を終えてしまうカメラも少なくありません。
そこで今回はEOSkiss MやEOSMシリーズ(EF-Mマウント)で使えるおすすめのレンズを紹介していきます。
おすすめ単焦点レンズランキング
プロっぽい写真を撮るためには必ずと言っていいほど必要な単焦点レンズ。是非 本目のレンズとして選んでみてください。
1位 キヤノン EF-M28mm F3.5 マクロ IS STM
焦点距離 (広角側) | 28 |
焦点距離 (望遠側) | 28 |
F値 (開放) | 22 f_stop |
F値 (最小) | 3.5 |
レンズタイプ | 単焦点レンズ |
種類 | 広角レンズ |
フィルター径 | 43mm |
レンズ構成 | マクロ |
レンズマウント | キヤノン EF-M |
単焦点ならではともいえる軽くて、コンパクトで高画質。非の打ち所がない描写力が特徴です。
マクロだけでなく、通常の単焦点レンズとしても使えます。
あまり注目されていませんが、EFレンズのマクロの中では、これがもっとも広角です。さらにワーキングディスタンスも短いので寄ってボカすのも簡単です。
寄ってもリングライトがあるので影で暗くなる事も防げます。
マウント部がプラスチック製となっていて不良ですが、プラスチックだから軽いとも言えます。
とにかく寄っても高画質、離れても高画質な初心者に最もおすすめの単焦点レンズです。
2位 シグマ 30mm F1.4 DC DN [キヤノンM用]
焦点距離 (広角側) | 30mm |
焦点距離 (望遠側) | 30mm |
F値 (開放) | 1.4 |
F値 (最小) | 16 |
種類 | 標準レンズ |
レンズ構成 | 標準 |
レンズマウント | キヤノン EF-M |
付属品 | レンズフード(LH586-01) |
キヤノン純正レンズもいいですが、圧倒的コスパ(安くて性能がいい)で選ぶならシグマがおすすめ。
開放F値が1.4と一般的な入門レンズでは最も明るいので、室内や夜景を撮影する際にキットレンズでは味わえない魔法のような写真が撮れます。
単焦点レンズなのでズームができない難しさはありますが、自分で引いて寄ってを繰り返していい写真が撮れる感動はひとしおです。
被写体が浮かび上がる感じがズームレンズではなかなか表現できません。
とにかく背景がボケます。一瞬どこで撮ったかわからなくなるくらい。
価格も手頃なので是非2本目のレンズとして選んでみてください。
3位 キヤノン EF-M22mm F2 STM
焦点距離 (広角側) | 22 mm |
焦点距離 (望遠側) | 22 mm |
F値 (開放) | 2 |
F値 (最小) | 22 |
レンズタイプ | 単焦点レンズ |
種類 | 広角レンズ |
フィルター径 | 43mm |
レンズ構成 | 6群7枚 |
レンズマウント | キヤノン EF-M |
超コンパクトな俗に言うパンケーキレンズ。最短撮影距離も0.15mと近くも撮れるし離れても広角気味で風景もダイナミックに撮影できます。
開放F2と明るいので光量の少ない夕暮れや室内など、さまざまなシーンで活躍します。7枚羽根の円形絞りによる丸く美しいボケ味も特長です。
写りも良し、大まかな撮影ならば困ることはありませんし、明るめのレンズなので夜景や夜のスナップの撮影も楽しめて幅が広がります。
おすすめ広角ズームレンズ
ダブルズームキットを購入したカメラ初心者のみなさんは標準ズームと望遠ズームは使ってみた事あると思うのですが、標準ズームよりさらにワイドに撮れるレンズが存在するのです。
それが超広角ズームレンズです。
超広角レンズEF-M11-22mm F4-5.6IS STM
焦点距離 (広角側) | 11 mm |
焦点距離 (望遠側) | 22 mm |
F値 (広角側) | 4 |
F値 (望遠側) | 5.6 |
レンズタイプ | ズームレンズ |
種類 | 広角レンズ |
フィルター径 | 55mm |
レンズ構成 | 9群12枚 |
レンズマウント | キヤノン EF-M |
手ブレ補正 | あり |
EF-M11-22mm F4-5.6IS STMは超広角ズームレンズで広範囲を写す撮影にむいています。
歩きながらの動画撮影などに有効な手ブレ補正機能「ダイナミックIS」を搭載した、EOS M用超広角ズームレンズです。
最短撮影距離は0.15m、最大撮影倍率は望遠側で0.3倍で、より被写体をクローズアップした撮影もできます。
例えば、沖縄旅行に行った時のサンセットビーチで広大な海と空をダイナミックに写し込みたい時など風景を撮る際にぴったりです。
水平線や地平線なども印象的に表現できて街並みも目の前全部撮れてしまうので移動などで忙しくなってしまいがちな海外旅行にもおすすめです。
弱点としては、広角レンズ故写真が魚眼レンズまではいきませんが、歪んでしまう事と、周辺光量不足によって写真の4隅が暗くなってしまう事でしょうか。
人物撮影をする際はなるべく写真中央に配置するなど工夫しましょう。
高倍率ズーム EF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STM
ズーム倍率 (光学) | 8.3 倍 |
焦点距離 (広角側) | 18 |
焦点距離 (望遠側) | 150 |
F値 (広角側) | 3.5 |
F値 (望遠側) | 6.3 |
レンズタイプ | ズームレンズ |
種類 | 望遠レンズ |
フィルター径 | 55mm |
レンズ構成 | 13群17枚 |
レンズマウント | キヤノン EF-M |
手ブレ補正 | あり |
カラー | グラファイト |
レンズ有効径 | 55 mm |
EF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STMは広角から望遠まで幅広いズーム域で撮影が楽しめる高倍率ズームレンズです。
旅行などでは広角で撮影した後に瞬時に望遠に切り替えて撮影したい場合が多くあります。例えば広角で風景を撮った後に望遠で列車を撮るなど。
そういったシーンでEF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STMは活躍してくれます。
高倍率ズームレンズの弱点としてはその画質にあります。広角側は広角専門のレンズには負けますし、望遠側では望遠専門のレンズには劣り画質には期待ができません。
ただ、出来上がった写真を見比べてみて初めて分かる程度の画質の違いであるため、そこまで気にする必要はないかと思います。
EF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STMは画質面で劣勢である代わりに幅広いズーム域を活かして、どんなシャッターチャンスにも対応できます。
画質よりもシャッターチャンスを逃したくない人にはおすすめです。
マウントアダプターで一眼レフのレンズを使う
EF−MマウントはマウントアダプターのEF−EOSMを装着する事で、一眼レフ専用のレンズを使うことができます。
過去にキヤノンの一眼レフを使っていてまだ手元にあると言う方は是非マウントアダプターを使用して今のレンズ資産を有効活用しましょう。
マウントアダプターを使用することで使える超望遠レンズ
EOSkiss MやEOSM100などのEF−Mマウントレンズではいまだ超望遠系のレンズがありません。そこで、マウントアダプターを使用して使える軽量コンパクトな超望遠ズームレンズを紹介します。
ズーム倍率 (光学) | 4.3 倍 |
焦点距離 (広角側) | 70 |
焦点距離 (望遠側) | 300 |
F値 (広角側) | 4 |
F値 (望遠側) | 5.6 |
レンズタイプ | ズームレンズ |
種類 | 望遠レンズ |
フィルター径 | 67mm |
レンズ構成 | 望遠 |
レンズマウント | キヤノン EF |
手ブレ補正 | あり |
レンズ有効径 | 67 mm |
EF70-300mm F4-5.6 IS II USMはキャノンの超音波モーター(USM)を小型化したナノUSMを搭載しています。ナノUSMはキャノンの新型のフォーカスシステムで軽量コンパクト、AFが爆速、高精度という特徴があります。
実際に使ってみたのですが、想像以上に速くて驚きました。文章でお伝えするのは難しいですが、とにかく速いです。撮りたい被写体に対してスッっとフォーカスが合い非常に使い勝手が良いです。
子どもの一瞬の笑顔や鳥の飛び立つ瞬間など、刹那のシャッターチャンスでも確実に素早くフォーカスします。今までフォーカスの遅さに悩まされていた人は買いのレンズでしょう。
まとめ
キヤノンのミラーレスカメラEF−Mマウントに対応したおすすめレンズを紹介しました。
やはり一番最初に買っておきたいのはマクロレンズですね。
汎用性が桁違いですし。写真の仕上がりがキレッキレですし。
あとは必要に応じて超広角レンズにするか超望遠を手に入れるかを検討されるとベストかと思います。
紹介した望遠レンズはマウントアダプターが必要になるので忘れずに!