【2026年最新版】「ウイルス対策ソフトなんていらない」「Windows標準のDefenderで十分」
そんな声をよく聞きます。確かに、昔と比べてWindowsのセキュリティは向上しました。
でも、本当にそれでいいのでしょうか?
20年間、家電量販店でパソコンの販売、メンテナンス、修理を行ってきた私が断言します。
初心者こそ、有料のウイルス対策ソフトが必要です。
なぜなら、ウイルス対策ソフトは「ただ入れておくだけ」では価値が半減するから。本当の価値は、使いこなすことにあります。
2026年、なぜウイルス対策ソフトが必要なのか?
販売現場で見た「後悔の声」

毎週のように、こんな相談が来ます。
実際にあった相談事例
「クレジットカード情報を盗まれて、50万円の被害に遭いました」(40代男性)
「子供がアダルトサイトを見ていて、高額請求の画面が消えません」(30代女性)
「ランサムウェアに感染して、全データが暗号化されました。10万円払えと言われています」(50代男性)
これらの方々、全員に共通していたこと。それは「無料で済ませようとした」ということです。
2026年の脅威は「ウイルス」だけじゃない
インターネットやメールを行っていると、様々なリスクに常にさらされています。2026年現在、主な脅威は以下の通りです:
- ランサムウェア:データを暗号化して身代金を要求
- フィッシング詐欺:偽サイトで個人情報を盗む(AI技術で精巧化)
- マルウェア:パソコンを乗っ取り、仮想通貨マイニングに使う
- 情報漏洩:クレジットカード情報やパスワードの流出
- 子供の危険サイト閲覧:アダルトサイトや詐欺サイト
これらの脅威に対して、Windows Defenderだけで本当に十分でしょうか?
Windows Defenderの限界【2026年版】
確かに、Windows Defenderの性能は年々向上しています。しかし、有料のセキュリティソフトと比べると、以下の点で劣っています:
機能の制限
VPN機能、広告ブロック、パスワード管理、ペアレンタルコントロールなど、使いこなすと便利な機能がない。
検出率の差
未知のウイルスやランサムウェアの検出率は、有料ソフトに劣ります。
サポート体制
トラブル時のサポートが手薄。初心者が困った時、誰も助けてくれません。
複数台の管理
スマホやタブレットなど、複数のデバイスを一括管理できません。
言葉を選ばずに言えば、Windowsのバグすらまともに修正できないMicrosoftが、最新のウイルスに対して完璧に防御できるはずがありません。
ウイルス対策ソフトの「本当の価値」とは?
ただ入れておくだけでは意味がない
ここが最も重要なポイントです。
ウイルス対策ソフトは、「インストールして待っているだけ」では価格ほどの価値が出ません。
本当の価値は、以下の機能を実際に使いこなすことにあります。
初心者が絶対に使うべき機能①:ペアレンタルコントロール
お子さんがいる家庭では、これだけでソフト代の元が取れます。
ペアレンタルコントロールでできること
- アダルトサイトや暴力的なサイトを自動ブロック
- 使用時間を制限(「1日2時間まで」など)
- どのサイトを見たか履歴をチェック
- SNSでの不適切なやり取りを検知
- 位置情報の追跡(スマホの場合)
実際のお客様の声
「子供が夜中にこっそりゲームをしていたのが発覚しました。時間制限を設定したら、成績が上がりました」(40代女性)
設定方法は簡単です。ほとんどのソフトで、管理画面から「子供のアカウント」を登録して、制限を設定するだけ。5分で完了します。
初心者が絶対に使うべき機能②:VPN(仮想プライベートネットワーク)
「VPNって何?」という方も多いと思いますが、これが本当に便利です。
VPNでできること
- カフェや空港のフリーWi-Fiを安全に使える
- パスワードやクレジットカード情報が盗まれない
- 海外のサイトにアクセスできる
- プライバシーが守られる(サイト閲覧履歴が見られない)
特に、カフェのフリーWi-Fiは要注意。同じWi-Fiに繋いでいる人が、あなたの通信内容を盗み見ることができます。VPNを使えば、通信が暗号化されるので安心です。
使い方
ほとんどのソフトで、「VPN」のボタンをクリックするだけ。ワンクリックで暗号化された通信に切り替わります。
初心者が絶対に使うべき機能③:広告ブロック
これ、本当に快適です。一度使ったら戻れません。
広告ブロックでできること
- ウェブサイトの邪魔な広告を自動削除
- 詐欺広告(「ウイルスに感染しました!」など)をブロック
- ページの表示速度が速くなる
- 通信量が減る(スマホで特に有効)
特に初心者の方は、詐欺広告に騙されやすいです。「あなたのパソコンがウイルスに感染しています!今すぐクリック!」という嘘の広告、見たことありませんか?広告ブロックを有効にすれば、こういった広告が表示されなくなります。
初心者が絶対に使うべき機能④:パスワード管理
「パスワードを全部同じにしている」という方、要注意です。
もし1つのサイトから情報が漏れたら、全部のアカウントが乗っ取られます。
パスワード管理機能でできること
- サイトごとに強力なパスワードを自動生成
- パスワードを安全に保存
- ログイン時に自動入力
- 弱いパスワードを警告
これを使えば、覚えるパスワードは「マスターパスワード」1つだけ。あとは全部自動で管理してくれます。
初心者が絶対に使うべき機能⑤:データバックアップ
「大切な写真や書類が消えた…」という相談、本当に多いです。
一部のウイルス対策ソフトには、クラウドバックアップ機能が付いています。
クラウドバックアップでできること
- 大切なファイルを自動でクラウドに保存
- パソコンが壊れても、データは無事
- ランサムウェアに感染しても、バックアップから復元できる
ノートン360デラックスなら、Windowsで25GBのクラウドバックアップが使えます。これだけで年間数千円の価値があります。
2026年版:ウイルス対策ソフトの選び方

対応機器で選ぶ
ウイルス対策ソフトを選ぶ際は、どのような機器やOSに対応しているかをよく確認することが大切です。
2026年現在、ほとんどのソフトがWindows、macOS、iOS、Androidに対応しています。制限台数分までインストールできるので、家族全員のデバイスを守れます。
セキュリティ性能で選ぶ
マルウェア対策

マルウェアとは、パソコンに害を及ぼす危険性のあるソフトなどのことです。
私の店に持ち込まれるパソコンの中で最も多いコンピューターウイルスがこのマルウェアです。ワームやトロイの木馬など様々な種類があり、これらへの対応が万全かどうかを確認することが重要です。
ランサムウェア対策
2026年現在、最も恐ろしいのがこれです。
ランサムウェアとは、使用しているコンピューターやファイルを強制的にロックしてしまい、元に復元するために金銭を要求されるという詐欺の一種です。
最近のランサムウェアは、AI技術で進化しており、非常に巧妙です。有料のウイルス対策ソフトは、このランサムウェアの感染や実行をブロックできるのが特徴です。
ネットバンク保護機能
ネットバンク保護とは、ネットバンキングを利用した不正送金を予防するための機能のこと。キーボードへの入力情報からIDやパスワードを盗んだり、偽のバンクサイトへアクセスさせて個人情報の入力を促したりします。
店頭への相談が多い攻撃です。偽のサイトへ誘導して個人情報を入力してしまう方が本当に多いんです。
ウイルス対策ソフトがネットバンク保護機能に対応していると、銀行や証券会社などのサイトをより安全に利用できます。
フィッシング詐欺対策

フィッシング詐欺とは、有名企業を偽って偽のURLにアクセスさせることで個人情報を入力させる詐欺のことです。
2026年現在、AI技術で本物そっくりのメールやサイトが作られており、プロでも見分けが難しくなっています。
ウイルス対策ソフトを利用することによって、フィッシング詐欺対策を行うことが可能です。AIで文章を解析することによって詐欺メールと判断したものをブロックできる製品もあります。
迷惑メール対策
ウイルス対策ソフトに搭載されている迷惑メール対策機能では、メールクライアントソフトの利用中に危険だと判断した受信メールを自動でブロックできます。
また、一般のメールと混在しないように、受信したメッセージを自動で専用のフォルダに移動するので、誤って開いてしまうトラブルを減らします。
動作の軽さで選ぶ
ウイルス対策ソフトはデバイスの電源をオンにしている間、常に稼働しているため、パソコンのスペックによっては動作が遅くなってしまうことがあります。
ただし、2026年現在、パソコンの性能向上(特にメモリの容量とSSD化)によって、動作はおおむね軽い傾向にあります。あまり重要視する必要はありません。
第三者機関の評価の高さで選ぶ
セキュリティソフトの製品ごとにそれぞれの特徴があります。購入する際の基準になる第三者機関が行う評価を参考にするのをおすすめします。
調査では、マルウェアの検出率はもちろん、ランサムウェアや迷惑メールのブロック率などが公表されているのでチェックしておきましょう。
価格で選ぶ

ウイルス対策ソフトの使用料を極力抑えたいと思っている方は、3年版といった複数年で契約できる製品を選択するのが最適です。
契約期間が長ければ長いほど、1年あたりにかかる料金を抑えられる傾向にあります。
また、スマホやタブレットなど複数台での利用を検討している方は、製品のインストール可能台数を確認しましょう。複数台に対応していれば、一つ一つ契約するよりもさらにお得に利用ができます。
保護者機能で選ぶ
子供がいる家庭でインターネットデバイスを安全に利用できるのが「保護者機能(ペアレンタルコントロール)」です。年齢制限のあるサイトの閲覧やトラブルから守ります。
ウイルス対策ソフトの中には、閲覧ブロックや履歴の確認、利用制限を設けられるものなど、保護者に配慮した機能を搭載しているものが存在しています。
保護者機能を搭載することで、子供へ安全なインターネット環境を提供することができます。これだけでソフト代の元が取れます。
メーカーサポートで選ぶ
製品の導入時や設定変更時など、ウイルス対策ソフトを利用する上で疑問やトラブルが生じる可能性があります。その場合に、スムーズに対応できる体制が整っていると安心です。
ウイルス対策ソフトメーカーでは、メール対応を行っていることがほとんどです。よりリアルタイムの対応を求める方は、電話やチャットで問い合わせを行えるか、また平日だけではなく休日にも受付をしているかなどといった点に注目しましょう。
おすすめのウイルス対策ソフト【2026年版】
シマンテック「ノートン360デラックス」
(2026/02/17 23:16:02時点 楽天市場調べ-詳細)
私が最もおすすめするソフトです。多彩な防御機能を搭載し、初心者でも使いこなせます。
ノートン360デラックスの特徴
- Windows、Mac、Android、iOSに対応
- 3年契約で最大3台までインストール可能
- ノートンセキュアVPN搭載(フリーWi-Fiも安心)
- 25GBのクラウドバックアップ(Windows限定)
- 保護者機能が非常に充実
- 広告ブロック機能あり
私自身も長く使用している最もおすすめのウイルス対策ソフトです。VPN機能とクラウドバックアップが特に便利で、これらを別々に契約するより圧倒的にお得です。
トレンドマイクロ「ウイルスバスタークラウド」
日本で最も人気のあるソフトです。AI技術を採用し、より高いセキュリティレベルを実現しています。
ウイルスバスタークラウドの特徴
- AI技術でウイルスを事前に検知
- 3年最大3台までインストール可能
- クラウド処理でパソコンが重くならない
- 広告ブロック機能あり
- 保護者機能が充実
- 日本語サポートが手厚い
私も以前使用していたおすすめソフトです。特に、日本語サポートが手厚いので、初心者の方でも安心して使えます。
カスペルスキー「カスペルスキーセキュリティ」
セキュリティ性能で選ぶならこれ。第三者機関の評価で常に最高評価を獲得しています。
カスペルスキーセキュリティの特徴
- ハイブリッドプロテクション採用
- 3年契約で最大5台までインストール可能
- ネットバンクブラウザ搭載
- 保護者機能が非常に充実
- 年中無休の電話・チャットサポート
販売本数こそ少ないですが、ウイルス対策ソフトとしての評価は満点です。セキュリティを最重視する方におすすめ。
カスペルスキーについてまとめた記事はこちら↓
キヤノンITソリューションズ「ESET インターネットセキュリティ」
動作の軽さNo.1。パソコンのスペックが低めの方におすすめです。
ESET インターネットセキュリティの特徴
- パソコンへの負担が最小レベル
- セキュアブラウザ機能で情報を自動暗号化
- ペアレンタルコントロール機能搭載
- 手ごろな価格
- 高いセキュリティ性能
注意点として、iOSには対応していません。iPhone/iPadを守りたい方は他のソフトを選びましょう。
マカフィー「マカフィーリブセーフ」
台数無制限が最大の魅力。家族全員のデバイスを守れます。
マカフィーリブセーフの特徴
- インストール台数制限なし(何台でもOK)
- ウェブアドバイザー機能でサイトの安全性を評価
- ウイルス除去100%返金保証
- 年中無休のサポート
家族が多い方、デバイスをたくさん持っている方に特におすすめ。台数無制限なので、将来デバイスが増えても安心です。
ソースネクスト「ZEROスーパーセキュリティ」
更新料0円が最大の魅力。一度買えば、そのパソコンが使える限りずっと使えます。
ZEROスーパーセキュリティの特徴
- ビットディフェンダー・エンジン搭載(最高レベルの防御力)
- 更新料0円(一度買えばずっと使える)
- ATD技術でランサムウェアをブロック
- 快適な動作
注意点として、スマホ向けの保護者機能には対応していません。お子さんのスマホを管理したい方は他のソフトを選びましょう。
無料のウイルス対策ソフトを使ってはいけない理由
無料のウイルス対策ソフトがすべて悪いわけではありませんが、一般的に無料に飛びつく層を狙って詐欺行為を行うウイルスというものが存在します。
特にパソコンの知識に自信がない人は「無料の〇〇」に騙されてしまう傾向にあるのです。
パソコンの世界では法整備も中途半端で詐欺が横行していますので、こういった被害に遭わないよう、おいしい話には飛びつかないようにするべきだと考えます。
特にフリーソフトをうたったアプリケーションの利用には気を付けましょう。
実際にあった被害
「無料のウイルス対策ソフトをインストールしたら、逆にウイルスに感染しました」(60代男性)
「無料ソフトと思って入れたら、毎日広告が出るようになりました」(50代女性)
年間数千円をケチって、数十万円の被害に遭う。そんな後悔をしないためにも、信頼できる有料ソフトを使いましょう。
まとめ:初心者こそウイルス対策ソフトが必要
ウイルス対策ソフトを導入することで、自身が持っているパソコンやスマホ、タブレットを安全に保護することができます。
最近では各社のセキュリティ性能が向上しているため、どれも似たり寄ったりに見えるかもしれません。しかし、本当の価値は「使いこなすこと」にあります。
- ペアレンタルコントロールで子供を守る
- VPNでフリーWi-Fiを安全に使う
- 広告ブロックで詐欺広告を防ぐ
- パスワード管理で情報漏洩を防ぐ
- クラウドバックアップで大切なデータを守る
これらの機能を使いこなすだけで、年間数千円のソフト代は簡単に元が取れます。
「ウイルス対策ソフトなんていらない」という声に惑わされないでください。
初心者だからこそ、知識が不足しているからこそ、有料のウイルス対策ソフトが必要なんです。
ぜひ今回紹介した製品の中から、お気に入りのウイルス対策ソフトを見つけてみてください。
あなたの大切なデータ、個人情報、そして家族を守るために。








