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手ブレをなくす二つの手順!一眼初心者必見、ブレない写真の撮り方

本日もご来店いただきましてありがとうございます。さぼてんです。

 

お客様からこんなお問い合わせがありました。

一眼カメラにしたのに孫のスポーツ大会の写真がブレブレで全然だめだったよー

初めて買った一眼レフ。練習がてらにお孫さんのスポーツ大会で沢山写真を撮ってきたそうです。

屋外で撮った写真は「まさに一眼レフ!」といわしめる写真ばかりなのですが、どうも屋内や暗いところで撮った写真がよーく見るとブレブレだったとのこと。

 

ブレた失敗写真はせっかく一眼カメラを使ってるのにもったいない!

 

一眼カメラはそんなブレを設定で激減させることができます。

 

ここで学べる事

  • シャッタースピードを速くしてブレない写真を撮る
  • ISO感度を上げてブレない写真を撮る

写真がブレる二つの要因

失敗写真を量産してしまうことって初心者のうちはよくあることです。

特に屋内や暗いところでの撮影はブレないことが最も重要

写真がブレる要因は大きく二つあります。

被写体ブレ:撮ろうとする人やものが動くことで起こる

手ブレ:持ってるカメラが動くことで起こる

被写体ブレ」は撮ろうとしている人物や物体が大きく動くことで起きるブレ

手ブレ」はカメラやカメラを構えてる自分自身が動いてしまうことによって起きるブレ

暗すぎたり明るすぎたり余計なものが映り込んでしまった写真などは補正すればどうにかなりますが、ブレた写真の修正はめちゃくちゃ大変です。

  • シャッタースピードを速めに設定する
  • ISO感度を高めに設定する

この2点だけを注意していればブレ写真を格段に減らすことができるはず。

 

「ブレ=失敗」と言い切るわけではありませんが、意図しないブレには注意が必要です。

 

シャッタスピードを速めに設定する

一眼レフやミラーレスカメラでは写真の露出(明るさ)を自在に変えることができます。

  • 絞り値 : レンズの中を通る光の量
  • シャッタスピード: センサーが光を受ける時間
  • ISO感度 : センサー自体が光を受け取る感度

この3つの要素を設定していくことで写真の「露出(明るさ)」を決定していきます。

【初心者向け】露出を決定づける3つの要素【一眼カメラデビュー】

 

その中でも最もブレに関係するのがシャッタースピードということになります。

 

シャッタスピードとはシャッターが開いてイメージセンサーに光が当たっている時間のことで、光が当たることを露光と呼びます。

この露光時間長ければ長いほどブレが出てしまいます。

 

つまり、シャッタースピードが速いほど動いている被写体をブラさず写しとめることができ、手ブレも少なくできます。

 

予測不能に動き回る運動会やスポーツの写真などで、バシッと動きを止めて写真を撮るためには速いシャッタースピードに設定しておくことが効果的です。

 

おススメのシャッタースピードは1/500です。

 

シャッタスピードを変更したいときは「Sモード」

シャッタースピードを任意でコントロールする場合は「Sモード」に変更しましょう。

【初心者向け】4種類の露出モードを理解してカメラを操ろう【一眼カメラ基礎知識】

 

コントロールダイヤルでシャッタースピードが変更できるようになるので任意の値を使用することができます。

 

シャッタースピードの値

シャッタースピードはシャッターが開いてる時間が長い順に

30秒・15秒・8秒・4秒・2秒・1秒・1/2秒・1/4秒・1/8秒・1/15秒・1/30秒・1/60秒・1/125秒・1/250秒・1/500秒・1/1000秒・1/2000秒・1/4000秒・1/8000秒

 

シャッタスピードを1/125秒から1/250秒に1段階変えることを「シャッタースピードを「1段」速くする」といいます。

 

 

シャッタースピードに関わらず明るさを「±〇段階変更すること」を「±〇段」などと表現します。

 

 

スポーツ写真などを撮影するときはシャッタースピードを1秒から数えて9段速くした1/500秒がおすすめ

 

 

初心者のうちはISO感度は高く設定しよう

シャッタースピードを速くすると明るさが、1段>2段・・・とだんだん暗くなってしまうます。

 

そこでシャッタスピードを1段速くするのと同時に、ISO感度を1段上げることにより写真の明るさを変えることなくシャッタースピードを速くすることができます。

 

しかし、ISO感度を上げすぎてしまうと写真がノイズで汚くなってしまうので注意が必要です。

 

※注意ポイント

 高感度ノイズが多い画質が悪い写真

 

ノイズが少なければ綺麗な写真なのは間違いないのですが、運動会やスポーツ大会など、動きが激しい現場での写真はブレない写真を撮ることが重要。

 

ノイズがでて画質が劣化してしまうことを恐れて、ISO感度を低くしてしまう。

するとシャッタースピードが遅くなってブレた写真を量産してしまうことになります。

 

シャッタースピードを稼ぐためにはISO感度は高めに設定しましょう。

 

ここでは「ノイズが少なくてきれいな写真」よりも「ブレずにしっかり写ってる写真」が綺麗な写真ということになります。

 

めんどくさいから初めは「ISO感度自動制御」設定

シャッタースピードは「1/500」に設定するのは分かったけど、結局「ISO感度」はいくつに設定したらいいの?って思ってる方も多いはず。

 

ブレない写真を撮るだけならシャッタースピードを速めに設定すればいいだけ。それ以外の「絞り値」と「ISO感度」はカメラに任せちゃいましょう!

 

Sモードにしておけば絞り値はカメラが自動で決定してくれるんだけど、「ISO感度」は手動で切り替えないといけません。

 

そこでカメラのメニューから「感度自動制御」をオンにしてあげましょう。

 

設定

僕が使っているニコン「D5500」での例になりますが、その他の機種でもほとんど変わりませんので取扱説明書などを参考に設定変更していきましょう。

 

まずは「メニュー」ボタン→「撮影メニュー」→「ISO感度設定」→「ISO感度自動制御」を「ON」に。

 

「制御上限」は思い切って「6400」に設定しておくと安心。「低速限界設定」はそのままで大丈夫です。

 

魔法の時間

以上で一眼カメラの絶対にブレないカスタム設定の出来上がりです。

 

思う存分カメラを振り回してシャッターを切ってみましょう!

 

今までブレブレだった写真がピタッと止まっちゃいますよね?

 

まとめ

どんな時だって撮影成功の秘訣はとにかくブレない写真を撮ること。

 

  • シャッタースピードを速めに設定する
  • ISO感度を高めに設定する(ISOオートを使う)

この二つさえ押さえておけばブレた写真を激減させることができます。

 

 

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