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2019年4月に発売された「EOSkissX10」を皮切りに今や一眼レフとミラーレス戦争が勃発しようとしています。
EOSkissMのヒットを機にキヤノンもミラーレス化へ大きく舵を取るかに見えたのですが、ここにきてEOSkiss一眼レフシリーズの最新モデルを投入してきました。
私もキャノンのEOSkissがほしいけど、なにを見て選べばいいかわからない!
いざEOSkissを購入しようと思うと、ミラーレスだったり一眼レフだったり色々種類があって迷ってしまう方が多いのではないでしょうか。
今回は、2019年最新EOSkissのラインナップ、あなたにおすすめのEOSkiss、一緒に買っておきたいおすすめのアクセサリーを紹介していきたいと思います。
EOSkissの種類
初心者向けと一言に言ってもEOS Kissシリーズには現在4つのモデルがラインナップされています。
- ミラーレスカメラの「EOSkissM」
- 一眼レフの「EOSkissX10」
- 一眼レフの「EOSkissX9i」
- 一眼レフの「EOSkissX90」
機能比較
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モデル名 | EOS Kiss M | EOS Kiss X10 | EOS Kiss X9i | EOS Kiss X90 |
発売時期 | 2018年3月23日 | 2019年4月25日 | 2017年4月7日 | 2018年3月29日 |
参考価格 (ダブルズームキット) |
8万円5千程度 | 11万円程度 | 9万円程度 | 6万円程度 (レンズキット) |
有効センサーサイズ | APS-C | |||
映像エンジン | 最新映像エンジン「DIGIC8」 | DIGIC7 | DIGIC4 | |
カメラ部有効画素 | 約2410万画素 | 約2420万画素 | ||
オートフォーカス方式 | デュアルピクセルCMOS AF方式 | 専用AFセンサーによるTTL二次結像位相差検出方式 | ||
測距点(ファインダー撮影時) | 最大143点 | 9点 | 45点 | 9点 |
測距点(ライブビュー撮影時) | 最大143点 | 最大49点 | コントラストAF | |
測距輝度範囲 | EV-2~18 | EV-0.5~18 | EV3~18 | EV-1~20 |
常用ISO感度 | ISO100~25600 | ISO100~6400 | ||
シャッター速度 | 1/4000~30秒、バルブ | |||
連続撮影速度 | 最高約10.0コマ/秒 | 最高約5.0コマ/秒 | 最高約6.0コマ/秒 | 最高約3.0コマ/秒 |
液晶モニター | ワイド3.0型/TFT式カラー液晶 | 3.0型/TFT式カラー液晶 | ||
タッチパネル | 〇 | – | ||
バリアングル液晶 | 〇 | – | ||
画面サイズ/ドット数 | 約104万ドット | 約92万ドット | ||
Wi-Fi | 〇 | |||
NFC | 〇 | – | 〇 | |
Bluetooth | 〇 | – | ||
大きさ(幅)×(高さ)×(奥行) | 約116.3×88.1×58.7mm | 約122.4×92.6×69.8mm | 約131.0×99.9×76.2mm | 約129.0×101.3×77.6mm |
質量 | 約387g | 約449g | 約532g | 約475g |
初心者がカメラを選ぶ際に気をつけたいこと
画質はどれも大してかわらない
仕様表を見てもわからないことばかりで迷ってしまうますよね。
それもそのはずで、カメラには専門用語や専門知識が沢山使われています。
例えばみなさんは、スマホを選ぶ時写真の画素数を見ることってありませんか?
一般的に画素数が高い方が画質がいいって思いますよね。
でも「高画素」=「高画質」ではないんですよね。
画素数はどれくらい大きく印刷するかを示していて画質の良し悪しを決めているのではないのです。
なので「2400万画素」とか「ISO感度25600」とか見ただけでわからない数字は気にしなくていいです。
じゃぁ、なにを見ればいいの?
初心者の方がカメラ選びで気をつけるポイントは3つ
- 操作感など使いやすいかどうか
- そのカメラが好きなのかどうか(フィーリング合うか)
- WifiやBluetoothなどスマホと連携するのか
だいたいどのサイトを見ても専門用語と専門知識のオンパレード。
自動車を選ぶ時なんかも、車に詳しい人とか男性なんかは馬力がどうだの、トルクがどうだの、コーナリング時なんとか・・・。
詳しいことは詳しい人にしかわからないですよね。
馬力やトルクなんてことがわからない初心者がスペックなんか見るよりも「この車ならどこへでも一緒に行ける!かわいい!」といったものを選ぶ。
つまり
「このカメラならどこでも一緒につれていきたい!」って思うカメラと出会えることが大切だということです。
シンプルisベスト
とはいえそのカメラがどういった特徴があるのか知っておくことって大切ですよね。
そして、InstagramをはじめSNSや友人への撮った写真のシェアするにはスマートフォンとの連携も、重視したいポイントになります。
それでは、EOSkissシリーズの気をつけたいことを踏まえておすすめのカメラを紹介していきます。
キヤノンを代表するミラーレスカメラの筆頭「EOSkissM」
キヤノン EOS Kiss M(ホワイト)・ダブルズームキット EOSKISSMWH-WZK
- とにかく一番綺麗に撮れるカメラが欲しい人
- 一眼レフの大きさが苦手な人
- 撮った写真をすぐスマホで確認シェアしたい人
- 4K動画でビデオカメラの替わりにもしたい人
EOSkissシリーズ(キヤノンの初心者向け一眼レフ)としては初めてミラーレスカメラとして2018年3月に発売されて以降ランキングの上位を独占するほどの人気となったモデル。
エントリーモデルとは思えない機能満載
いままでのEOSkissシリーズは一貫して一眼レフばかりでした。初心者向けとしては機能として十分なものの、これまでカメラに慣れ親しんできた人にしてみるとなんとなく物足りなさってあったんです。
しかし、今回、ミラーレス一眼として帰ってきたEOSkissMは最新の画像処理エンジン「DIGIC8」を搭載、最高10コマ/秒の高速連写、画質、性能に関しても初心者向けとは思えないカメラとなっています。
初心者向けとは思えないと言っても、写真の入り口に入った後の話で、しっかり初めて使う方への配慮もされているカメラなので安心してください。
感覚に頼って思い通りの写真へ「クリエイティブアシスト」
EOSkissMの注目機能の一つ、「クリエイティブアシストモード」。
スマホでは難しい背景を綺麗にぼかした写真なんかも、画面を見ながら直感的に操作するだけで調節できるので難しい知識もいりません!
そのほかにも、「明るさの調整」「コントラストの強弱」「色の鮮やかさ」「色合い」「モノクロ」などの項目をモニターをみて仕上がりを確認しながら撮れるので失敗することなく思い通りの写真が撮れます。
4K動画も撮影できちゃう
4Kビデオっていったらやっぱり「ビデオカメラ」を購入しないといけないんだろうなーって思ってる方いませんか?
実はこのEOSkissMはビデオカメラよりも綺麗な動画が撮影できるんです。しかも4Kで。
しかし、ビデオカメラよりもバッテリーの持ちがよくないので下記で紹介してる予備のバッテリーは必ず一つは購入しておきましょう。
EOSkissMの価格
EOS Kiss M ・レンズキット | 7万円弱 |
EOS Kiss M・ダブルレンズキット | 8万円弱 |
EOS Kiss M・ダブルズームキット | 8.5万円程度 |
どうしても予算内に納めたい方は「レンズキット」
スナップ撮影でもさらにこだわって単焦点レンズなんかも最初から使ってみたい方は「ダブルレンズキット」
家族の為にとか、望遠で遠くのキャラクターや景色も撮ってみたい方は迷わず「ダブルズームキット」がおすすめです。
新時代へ!ミラーレスと一眼レフのいいとこ取り「EOSkissX10」
Canon デジタル一眼レフカメラ EOS Kiss X10ブラック(W)
- ミラーレスと一眼レフ両方のいいところを総取りしたい人
- キヤノン一眼レフからの買い替えの人
- カメラを本格的に勉強したい初心者な人
- スマホ連携は絶対欲しい人
2019年4月に発表されたEOSkissX10。
先代のモデルである「EOSkissX9」の発売から2年経たずしての発売となりキヤノンの本気を感じさせてくれます。
先代のモデルから更に軽量化
バリアングルモニターを搭載したデジタル一眼レフカメラでは世界最軽量を実現した先代のモデルよりさらに軽くなってその記録を更新しました。
さすがにバリアングル液晶を持たないEOSkissX7やニコンのD3500には及びませんが、一眼レフとしては小さく軽い、小さなバッグにもスッポリ収まる携帯性に優れたモデルであることには間違いありません。
更に進化したAF性能
ミラーレスカメラと融合したと言わしめるポイントになるのですが、写真撮影において重要になってくるのがピント合わせの能力「AF性能」なのですが、EOSkissX10は大きな進化をしています。
実は「EOSkissX○」シリーズは上位機種の「EOSkissX○i」シリーズに比べてピントの合うポイントが少なく設計されています。
ピントが合う範囲が少ないEOSkissX10なのですが、ライブビュー撮影を使用することにより「EOSkissM」と同等レベルのAFポイントと更に「瞳AF」を搭載しており、ミラーレスカメラと遜色ない使い勝手が実現できました。
EOSkissMでも好評だった「クリエイティブアシスト」
初心者向けの機能として話題だったクリエイティブアシストが一眼レフでも初めて搭載されました。
正直なところキヤノンの一眼レフってニコンとくらべても視覚的にわかりやすい機能って少なかったのでライバルに差をつける大事な機能の一つと言えます。
液晶モニタを見ながら操作ができるのでスマホみたいに直感的な操作で仕上がりを確認しながら撮影ができます。
EOSkissX10の価格
EOS Kiss X10レンズキット | 9.5万円程度 |
EOS Kiss X10 ダブルズームキット | 11万円程度 |
まだ発売されたばかりと言うこともあり価格は10万前後となっていますが、ミラーレスと一眼レフのいいとこ取りはかなり先進性を感じるので息の長い製品であることに間違い無いと思います。
EOSkissシリーズでは一眼レフの王様
2017年4月に発売されたEOSkissX9iも発売から2年の歳月が過ぎました。そろそろEOSkissX10iが発売されそうな今が一番買い時のモデルと言えます。
- EOSkissX7やX8からのステップアップ
- グリップ感を大切にしたい方
- モータースポーツ撮影や運動会撮影などで活躍したいお父さん
ちなみに先ほどお話ししました、「i」がつくモデルはエントリー機種の中でも少しレベルの高いモデルということになります。
ちょうどいいグリップ感
写真を少しだけ本格的に撮りたいなーって思ってる方に本当に大切にしてもらいたいグリップ感です。
グリップが悪いと様々な障害が発生してしまいます。
- 望遠レンズなど大きなレンズを使用した際安定しなくて失敗する。
- カメラを上向けたり下向けたりいろいろな角度で写真を撮っているときに手を滑らせてしまう。
- 撮影中手から離れてしまうんじゃないかと不安にかられる。などなど
撮影に集中できなくなってしまうこともあるのでなかなか文章で伝えるのは大変なのですが、一眼レフはこのグリップに余裕があるモデルが多いのです。
可能な限り小型軽量化を意識して設計されたEOSkissX10と比較して、EOSkissX9iは少し大きめなグリップ感となっています。
EOSkissMやEOSkissX10はボディサイズを小さく設計したため手が大きな方にとってはグリップ感が悪くなってしまっているわけなんです。
グリップ感としてはEOSkissM<EOSkissX10<EOSkissX9iの順でよくなっていくようなイメージです。
動くものの撮影に強い=スペックが高い
スポーツや運動会など一瞬を逃さないための連射性能はEOSkissX10が5コマ/ 秒に対してEOSkissX9iは6コマ/秒と1コマだけ多く撮影することができます。
1コマと侮るなかれ。
ほとんどの一眼カメラが一秒間で撮れる枚数が多いほど上位機種で値段が高いということになります。
EOSkissX9iが中級機に迫るというのもこの連射性能がいいからなのです。
最新のBluetooth接続でスマホとの連携も安心
全モデルであるEOSkissX8iではWifiには対応していたのですがEOSkissX9iでは更にBluetooth接続も対応となりよりスマホ連携が身近なものになりました。
・Bluetooth接続になってよかったこと
という手順を踏まなければならなかったのですが、Bluetoothで接続されていると
という手順でカメラの写真を見ることができます。ね、簡単でしょ?
EOSkissX9iの価格
EOS Kiss X9i 18−135レンズキット | 9万円強 |
EOS Kiss X9i ダブルズームキット | 8万円強 |
EOSkissX9iを購入するなら価格がこなれてきたダブルズームキットがおすすめです。
とにかくシンプルに価格重視「EOSkissX90」
- とにかくシンプルに低価格で一眼レフが欲しい人
- 純粋に機械としてのカメラを勉強したい学生さん
実は僕も知らぬ間に発売してて拍子抜けしてしまってた影の薄いモデルなのですがやはりその価格の安さが一番の売りと言うことになります。
コストカットで省かれた機能最近のキヤノンのカメラで搭載されてきたデュアルピクセルCMOS AFが非搭載となっており、若干オートフォーカスが遅いかなーくらいの差があります。
動くものはあまり撮らないスナップ撮影派の方なら問題なさそうです。あとは、ISO感度が低めとなっているので暗いところでの手持ち撮影は少し苦手そうですね。
液晶に関してもバリアングル液晶ではなく固定された液晶画面となっているのでハイアングルやローアングルでの撮影は難しくなりそうです。
Bluetooth機能はついてませんが、Wifi機能がついているためスマホへの写真の転送はひと手間かければ可能となっています。この価格を考えると十分な性能だとは思いますので、カメラに挑戦したい若い世代の方に是非つかってもらいたいモデルですね。
おすすめアクセサリー
一緒に買っておきたいアクセサリーSDカードEOSkissMやEOSkissX10で4K動画の撮影まで視野に入れたい方は高速な4K対応SDカードを購入しましょう。容量ははじめは64GB。必要に応じて追加していくことがおすすめ。
動画や高速連写はあまり使う予定ないよーって方はもう少し廉価なSDカードで十分。容量は32GBくらいからで。
カメラバッグこれは好みに応じて好きなデザインのものを選んでしまって大丈夫です。カメラを守るためクッション性の強いモデルがおすすめ。ダブルズームレンズキットを購入した方は望遠レンズを一緒に収納できるくらいの余裕があるとベスト。
予備バッテリー動画撮影するなら必須。ミラーレスカメラのEOSkissMはバッテリーの持ちが良くないので必要に応じて複数個用意しておきましょう。EOSkissM対応バッテリー
EOSkissX10やEOSkissX9iはこちら
三脚最初からイベントなどで三脚を使用する予定のある方は大きめのしっかりした三脚を用意しておきましょう。三脚はどのカメラにも共通で使用できるため、大きさや使いやすさで選ぶといいですね。
とくに三脚を使う予定のない方はペットボトルサイズのミニ三脚を一つ用意しておくと写真の上達が早くなります。
カメラ、レンズクリーニングキット数万円はする一眼レフ。ぜひ大切に使ってあげてください。
カメラやレンズには適切なメンテナンス方法があります。
レンズ交換時にはブロアーでホコリを飛ばしてあげたり、レンズの表面も汚れが付いたままだと写真の劣化やレンズ自体にカビが生えたり取り返しのつかないことになってしまいます。
一緒に買っておきたい交換レンズ①※EOSM非対応
一緒に買っておきたいレンズ②※EOSM非対応
まとめ
カメラはキヤノンにしようと思っている初心者の方むけに初めてにおすすめの一眼カメラをまとめてみました。
一眼カメラ自体は結構マニアックで、難しい印象が強いのですが、初心者向けカメラは簡単に高画質でスマホでは撮れない写真をユーザーに提供してくれます。
安い買い物ではないですが価格も安価で手に入れやすいと思いますので是非この機会にカメラデビューしちゃいましょう。