
【2026年最新版】カメラを買ったら、次に考えるべきは「保管方法」です。せっかく高いお金を出して買ったカメラが、湿気やカビでダメになってしまったら悲しいですよね。
「防湿庫って上級者向けでしょ?」と思っている方も多いかもしれません。でも実は、カメラを長く大切に使いたいなら、初心者こそ防湿庫が必要なんです。
この記事では、現役家電販売員の視点から、初心者の方にもわかりやすく防湿庫の選び方とおすすめモデルを紹介します。ぜひ最後までチェックしてみてください。
防湿庫とは?初心者が知っておくべき基礎知識
防湿庫って本当に必要なの?

販売現場でよく聞かれる質問が「防湿庫って本当に必要ですか?」というものです。
正直に答えます。日本の気候では、カメラを長く使いたいなら防湿庫は必須です。
カメラやレンズは水気に弱く、湿度が高くなるとすぐにカビが生えてしまいます。特に梅雨の時期や夏場は要注意。一度カビが生えてしまうと、完全に取り除くことはできません。
実際にあったお客様の後悔
「3か月前に20万円のカメラを買ったんですが、久しぶりに使おうと思ったらレンズにカビが…。修理に3万円かかると言われました」(30代男性)
このような相談、本当に多いんです。防湿庫を買っておけば防げたのに、と毎回思います。
防湿庫とドライボックスの違い
保管方法には大きく分けて「防湿庫」と「ドライボックス」の2種類があります。
- 防湿庫:電源式で自動的に湿度を調整。乾燥剤の交換不要。高価だがメンテナンスが楽
- ドライボックス:乾燥剤を入れる密閉容器。安価だが定期的に乾燥剤の交換が必要
初心者の方には、手間がかからない防湿庫をおすすめします。「乾燥剤の交換を忘れてカビが生えた」という失敗談も多いからです。
防湿庫を使うメリット【2026年版】

- カビや湿気からカメラを守る
- 乾燥しすぎも防ぐ(実は乾燥しすぎも機材の劣化につながります)
- 電源を入れるだけで自動管理
- 大切なカメラをディスプレイとして飾れる
- ホコリからも守れる
特に最後のポイント、「ディスプレイとして飾れる」というのは意外と重要です。防湿庫に入れることで、お気に入りのカメラやレンズをいつでも眺められて、撮影のモチベーションも上がります。
カビが生えるとどうなる?知っておくべき恐怖

カビが生えると、以下のような問題が発生します:
画質が劣化する
レンズ内部のカビが写真に写り込んでしまいます。ボヤけた写真しか撮れなくなります。
修理代が高額
レンズのカビ除去は3万円〜5万円。本体なら5万円以上かかることも。
完全には取り除けない
一度カビが生えた場所は、完全にはきれいになりません。再発のリスクもあります。
資産価値が下がる
売却時の査定額が大幅に下がります。カビありだと半額以下になることも。
梅雨時期は特に危険です。たった数週間放置しただけでカビが生えることもあります。
初心者のための防湿庫の選び方【2026年版】
【重要】防湿庫のサイズは大きめを選ぶべき理由

初心者の方によくあるのが「今持っているカメラとレンズがギリギリ入るサイズを買う」という失敗です。
防湿庫は、現在所有している機材の1.5倍〜2倍の容量を選びましょう。
理由は簡単です。カメラにハマると、確実に機材が増えるからです(笑)。
販売員の経験談
「最初はカメラ1台、レンズ2本だけだったのに、気づけば5本、10本と増えていく…」というお客様を何人も見てきました。
小さい防湿庫を買って、1年後に「もう入らない」と買い替えに来られる方、本当に多いんです。
また、大きめのサイズを選んでも、電気代はほとんど変わりません。月額で数十円程度の差です。設置スペースが確保できるなら、大きめを選ぶことをおすすめします。
除湿方式の選び方:初心者向け解説
ペルチェ方式:静かで高性能

ペルチェ方式は、半導体を使って湿気を取り除く方法です。難しく聞こえますが、要は「静かで高性能」ということ。
- 湿度を細かくコントロールできる
- 素早く除湿できる
- 運転音がほぼ無音
- 振動もほとんどない
寝室やリビングに置いても気にならないので、初心者にもおすすめです。
乾燥剤除湿方式:コスパ重視

乾燥剤を使って湿気を取り除く方法。定期的に排出時間がありますが、半永久的に使えます。
- 電気代が安い(月額数十円)
- 長期間使える
- メンテナンスがほぼ不要
ランニングコストを抑えたい方におすすめです。
湿度調整は簡単?初心者でも使える?

「設定が難しそう…」と不安な方も多いですが、ご安心ください。
最近の防湿庫は、ほとんどが以下のどちらかです:
ダイヤル式
ダイヤルを回すだけで湿度調整。感覚的に操作できるので、機械が苦手な方でも安心です。
全自動式
電源を入れるだけで自動的に最適な湿度を維持。何も考えなくてOKです。
初心者の方には、全自動式がおすすめです。コンセントに挿しっぱなしにしておくだけで、24時間365日、最適な環境を維持してくれます。
初心者が見落としがちな便利機能
光触媒:カビを自動で予防

光触媒機能があれば、カビやホコリの原因となる微細な汚れを自動で分解してくれます。防カビ剤を使う必要もありません。
大切なカメラを長く愛用したいなら、光触媒付きモデルを選びましょう。
湿度計:見える化で安心

- アナログ式:故障しにくい、電池不要
- デジタル式:遠くからでも見やすい
- デュアル式:庫内と外の湿度を同時表示
初心者の方は、デジタル式かデュアル式がおすすめ。湿度管理がうまくいっているか、一目で確認できます。
固定用クッション:地震対策に必須

意外と見落とされがちですが、クッションやホルダーは重要です。
地震の時にカメラが倒れて壊れたり、レンズ同士がぶつかって傷ついたりするのを防ぎます。日本は地震大国なので、この機能は必須と考えましょう。
充電用コンセント:あると超便利

防湿庫の中や背面にコンセントがあれば、カメラのバッテリーを保管しながら充電できます。
「明日撮影なのにバッテリーの充電忘れた!」という失敗を防げます。複数のバッテリーを同時充電できるので、とても便利です。
防湿庫の人気メーカー【2026年版】
東洋リビング(TOYO LIVING):国内シェアNo.1

1974年創業の防湿庫のパイオニア。世界で初めて電子ドライユニットを開発したメーカーです。
初心者におすすめの理由:
- 日本製で品質が高い
- サイズのラインナップが豊富
- 操作が簡単
- アフターサービスが充実
「迷ったら東洋リビング」と言われるほど、信頼性の高いメーカーです。
ハクバ(HAKUBA):コスパ重視ならココ

1955年創立の老舗カメラ用品メーカー。防湿庫だけでなく、カメラバッグや三脚なども扱っています。
初心者におすすめの理由:
- 価格が比較的リーズナブル
- 耐久性が高い(スチール製)
- ダイヤル式で操作が簡単
- 入門モデルが充実
「初めての防湿庫」として最適なモデルが多いです。
トーリハン(TOLIHAN):多機能で高品質

1983年創業の国内メーカー。革新的な機能を搭載したモデルが特徴です。
初心者におすすめの理由:
- デュアル湿度計で管理しやすい
- LED照明付きモデルあり
- サイズ展開が豊富
- デザインがスタイリッシュ
「機能性とデザイン性を両立したい」という方におすすめです。
予算別・おすすめ防湿庫【2026年版】
予算1万円以下:まずはお試しで
ハクバ「ドライボックスNEO」KMC-39(5.5L)

初心者の最初の一歩に最適なドライボックスです。
乾燥剤を定期的に交換する必要がありますが、リーズナブルな価格で防湿保管を始められます。カメラとレンズを一組入れるのにちょうど良いサイズ。
スタッキングできるので、機材が増えたら同じものを買い足せるのもポイントです。
ナカバヤシ「キャパティ ドライボックスS」DB-S1-CD(20L)

スケルトン仕様で、フタを開けずに中身が確認できるドライボックス。
湿度計付きで乾燥状態が一目で分かります。スタッキングできるので、機材が増えても対応可能。「まだ防湿庫を買う予算がない」という初心者の方におすすめです。
予算3〜5万円:初心者に最適なサイズ
東洋リビング「オートクリーンドライ」ED-25CAM(24L)

初めての防湿庫として大人気のモデルです。
光触媒機能付きで、カビやホコリから機材を守ります。容量24Lは、ミラーレスカメラ1〜2台とレンズ3〜4本が入るサイズ。
白を基調としたデザインで、インテリアとしても素敵です。電気代は月額15円以下と省エネ設計。
販売員のおすすめポイント
「防湿庫デビューならこれ」と自信を持っておすすめできるモデルです。サイズも価格も初心者にちょうど良い。日本製で品質も安心です。
ハクバ「Eドライボックス」KED-25(25L)

スチール製で耐久性が高く、強化ガラスで機材をしっかり守れます。
ダイヤルを回すだけで湿度設定ができる簡単操作。フロントドアの湿度計で、湿度管理も一目瞭然。コスパ重視の初心者におすすめです。
予算5〜8万円:長く使える中型モデル
トーリハン「ドライ・キャビ」NT-83-M3(46L)

奥行き300mmの薄型設計で、置き場所を選ばない防湿庫。容量46Lは、機材が増えても安心のサイズです。
光触媒対応で、カビやホコリを予防。ダイヤル式で簡単操作。レンズマット付きで地震対策もバッチリ。「機材が増える予定がある」という方におすすめです。
SIRUI HC70(70L)

強化ガラス採用で堅牢性が高く、カギ付きで安全に保管できます。
電子湿度制御機能で全自動管理。LEDディスプレイで温度・湿度が一目で確認できます。「操作が簡単な全自動タイプが良い」という初心者におすすめです。
トーリハン「ドライ・キャビ」EC-50-M2(47L)

音や振動がないので、寝室に置いても大丈夫。夜間でも気兼ねなく使えます。
スチール製合金と強化ガラスで強度も十分。マグネットパッキンで高い気密性を実現。温度計付き湿度計で管理も簡単です。
予算8万円以上:本格派の大容量モデル
東洋リビング「オートクリーンドライ」ED-80CATP2(77L)

庫内LED照明付きで、機材の出し入れや鑑賞が楽しめます。
光触媒で庫内をクリーンに保ち、アルミフレーム&強化ガラスで堅牢性も抜群。電気代は1日1円以下の省エネ設計。「本格的に写真を始めたい」という方におすすめです。
東洋リビング「オート・ドライ」AD-120(120L)

プラスチック製引き出し棚3枚搭載で、高さ調節が可能。あらゆるサイズの機材を収納できます。
ダイヤル式で簡単操作、乾燥剤交換不要でメンテナンスが楽。アナログ式湿度計付き。容量120Lは、将来的に機材が大幅に増えても安心です。
トーリハン「ドライ・キャビ」PH-155W(152L)

アナログデュアル湿度計で、庫内と庫外の湿度差が一目で分かります。
容量152Lの大容量で、30〜35台の機材を収納可能。庫内&背面にコンセント付きで充電も楽々。LED照明付きで出し入れも簡単。プロレベルの機材量になっても対応できます。
防湿庫の売れ筋ランキング
ビックカメラ.comでの防湿庫の売れ筋が気になる方はこちらをチェック。
初心者からのよくある質問【2026年版】
A. ドライボックスでも防湿は可能ですが、乾燥剤の交換を忘れるリスクがあります。防湿庫は電源を入れっぱなしにするだけで自動管理してくれるので、初心者こそ防湿庫がおすすめです。
A. ほとんどのモデルで月額30〜50円程度です。ペットボトル飲料1本分くらいの電気代で、大切なカメラを守れると考えればコスパは最高です。
A. 現在の機材量の1.5〜2倍の容量をおすすめします。初心者の方は25L〜50L程度が使いやすいサイズです。
A. 直射日光が当たらず、風通しの良い場所が理想です。寝室やリビングでもOK。最近の防湿庫は静音設計なので、音も気になりません。
A. むしろ中古カメラこそ防湿庫が必要です。すでに年数が経っているので、湿気によるダメージを受けやすい状態。防湿庫で保管することで、長く使い続けられます。
販売員からのメッセージ
20年この仕事をしてきて、何度も見てきた光景があります。
「せっかく高いカメラを買ったのに、カビが生えて使えなくなった」と残念そうに修理を依頼されるお客様。
防湿庫は「高いから後で買おう」と思いがちですが、カメラを買ったその日から湿気との戦いは始まっています。
梅雨の時期、たった1か月放置しただけでカビが生えることもあります。修理代3〜5万円を払うくらいなら、最初から防湿庫を買っておくべきです。
初心者の方こそ、防湿庫が必要です。なぜなら、カメラの扱いに慣れていない分、保管の失敗をしやすいから。
この記事を参考に、ぜひあなたのカメラに合った防湿庫を見つけてください。大切なカメラを、10年、20年と長く使い続けられるように。
店頭でお待ちしています。一緒に最適な1台を選びましょう。
